ホーム > コロナ対策に便乗した詐欺について
コロナ対策に便乗した詐欺について
既に定額給付金を受け取られたかと思います。このような助成金などお金が支払われる場合、必ずといって良いほど、それを悪用した詐欺が横行します。コロナウィルスが今後さらに流行し、生活に大きな影響を及ぼしかねない事態になると、誰もが前述した助成金を充実させて欲しいと待ち望むことになります。このような私達の気持ちを悪用して巧妙な詐欺が行われることが十分に予想されるとともに、既に各種相談機関にコロナ対策に便乗した詐欺が報告されています。
例えば、
@「コロナ対策で助成金が出る。手続きのために口座を登録してほしい。」
A「助成金を受けるためには、手続きが必要なため、その手数料を口座に振り込んで欲しい。」
などというものです。それ以外にも経済への不安をあおり、資産を預金ではなく、安心な金の相場に投資をすべきなどという架空の投資話へ誘われることもあるかもしれません。
このような話があったときには、無視することが一番良いと思います。しかしそれでも不安な方は、自分一人だけで対応することなく、必ず公的な機関に相談されたら良いと思います。もちろん私達弁護士に相談されても良いと思います。
詐欺は、私達の不安な気持ちを利用して行われることが多いと思います。今後、コロナウィルスの状況によっては、私達の不安も強くなるかもしれません。悪質詐欺には十分ご注意下さい。
なお国民センター、厚生労働省、警察庁などのホームページにも、コロナ対策に便乗した悪質詐欺のケースが紹介されていますので、そちらも参考にされたら良いと思います。
- 国民生活センター:これまでに寄せられた新型コロナウイルスを口実にした消費者トラブル
- 国民生活センター:新型コロナウイルスに便乗した悪質商法にご注意!
- 厚生労働省:新型コロナウイルス感染症に関して厚生労働省を装った詐欺にご注意ください
- 警察庁:給付金の サギに注意(PDF)