お悩み解決事例:夫がは妻の顔面を殴り入院を余儀なくされてしまった

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概要

依頼者40代男性
特徴夫婦間での傷害事件で不起訴となったケース

解決までの流れ

1. 事案の概要

当番弁護(逮捕された被疑者が、その日当番を担当する弁護士を呼び、アドバイスを受けたり弁護を依頼したりできる制度)として出動し、受任した事件です。夫は妻の顔面を殴り、顔面打撲の怪我をさせ、妻は入院を余儀なくされました。夫によると、妻は精神疾患を抱えており、喧嘩が絶えず、今回は我慢ができずに手が出てしまったということでした。

2. 方針

本件では、夫婦間の関係性が悪い上、怪我も重かったので、一筋縄ではいきません。示談には時間がかかると判断し、先に身柄解放を目指しました。身柄を解放した場合、検察官も処分決定まである程度時間をくれるので、示談協議を慎重に進めることができます。

3. 事件の流れと結果

当番弁護で出動したのは金曜日でしたが、土日のうちに夫婦のことをよく知る家族や勤務先の上司と連絡をとり、事情聴取して陳述書にまとめ、週明けに身柄解放に対する異議申立を行いました。すると、検察官から任意に釈放手続を取りたいとの申し出があり、実質4日間程度の身体拘束で済みました。身柄解放の点では大きな成果があったといえます。

その後、1か月程度かけて妻の説得を試み、数回にわたって妻と夫を面会させましたが、話は平行線をたどり…結局、示談がうまくいかなかった経緯をまとめて検察官に報告し、不起訴を求めたところ、無事に不起訴処分となりました。



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