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法律事務所・弁護士・裁判所から書面や連絡があった方へ

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ご相談を頂いている方の中には、「いきなり裁判所や法律事務所・弁護士から郵便が届いた。一体何をしたらいいのかわからない。」といった方が多くいらっしゃいます。このページでは、そんなとき、どうしたらいいのかお教えします。まずは焦らずにご確認いただき、そのあと当事務所まですぐにご相談ください。


1. 法律事務所・弁護士から郵便が届いた方

弁護士事務所から郵便を送る際、記録が残るように、配達証明付き郵便や内容証明郵便を使うことが多いです。
そのため、日中お仕事などで受け取れない方にはポストに不在通知が入っていることがあります。

まずは心当たりがなくとも、必ず受け取るようにしてください。
受け取られましたら、すぐに開封をして、中身を確認してください。通常であれば、弁護士事務所や弁護士の名前が書いてあります。
すぐにその弁護士や事務所に連絡をしたくなるかもしれませんが、まずは一呼吸置いてください。
法律問題の中には、相手方の弁護士との会話が重要な意味を持つことがあります。
何の準備をせずに相手方の弁護士と会話をしてしまったがために取り返しがつかないこともあります(弁護士は、通話を録音することも多々あります)。

ですので、郵便物が届いたら、まずは、当事務所にご相談ください。弁護士から適切なアドバイスを行います。

2. 裁判所から郵便が届いた方

裁判所からの郵便物は、「特別送達」という特殊な郵便方法で届くことがよくあります。これも受け取り時に受け取られる方のサインが必要です。
こちらも必ず受け取るようにしてください。すぐに開封する点も上記と同じです。

民事訴訟・家事調停を提起された場合(民事訴訟では「被告」と呼ばれます。家事調停では「相手方」と呼ばれます)、最初の裁判などをいつ開くか(第1回期日といいます)書いてありますので、まずはその日付を確認してください。その日付は受け取られた方の予定を無視して決められた日付ですので、出席できなくても問題ありません。しかし、出席しない代わりに「答弁書(反論などを書いた書面)」を提出しなければいけません。

多くの場合、第1回期日の一週間前までに「答弁書」を出すように指示が書いてありますので、それに従ってください。

無視・放置だけは絶対に止めてください。高額な金銭支払義務など極めて大きな不利益が発生することがあります。

いきなり裁判所から郵便物が届けば、どんな方でもびっくりしてしまいます。当事務所では、すぐにご相談をいただければ、答弁書の書き方のアドバイスや、ご依頼があれば代理人としてあなたの代わりに裁判への対応を行いますので、まずは一度ご相談ください。

> 具体的な答弁書の書き方はこちら

3. 法律事務所、弁護士、裁判所からの郵便物が本物かどうか確かめる方法

現在、あたかも裁判所や国の組織のような名前を用いて金銭をだまし取る詐欺が横行しています。そこで、届いた郵便物が本当に存在する裁判所や弁護士事務所から送られたものなのか確認する方法をお教えします。

(1) 郵便方法の確認

法律事務所、弁護士、裁判所から「封書」を送ることはありますが、「葉書」はまずありません(ちなみに法律事務所から送る葉書は、年賀状や暑中見舞いくらいしかありません)。

葉書で請求書など届いた場合は、まずは詐欺を疑ってください。犯罪防止のため、実際に送られてきた詐欺の葉書を紹介します。このような葉書が届いたら絶対に電話などはしないでください。

(2) 弁護士事務所・弁護士の確認

日本では、全ての弁護士は日本弁護士連合会に所属することが義務付けられています。あまり知られていないかもしれませんが、誰でも、日本国内の全ての弁護士をインターネットで調べることができます。

日本弁護士連合会Webサイト

本当に実在する弁護士かどうかは、このサイトで調べることができます。

(3) 裁判所や国の機関の確認

一番簡単な方法は、GoogleやYahoo!などの検索で、記載のある団体名を調べる方法です。すぐに出てこなければ詐欺を疑ってください。



いろいろ確認してみたけどよくわからないという方、不安な方はすぐに当事務所までご相談ください。



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